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極小の存在を愛する

 

この時期だから可能となった集中課題は、

 

ダニ、蚊、ゴキブリ、カビ、虫歯、癌、ノロ、コロナなど、人間にとって害をもたらす生物・細菌・ウイルスに対し、

 

適宜、クリーニングしながら、その存在に心からの敬意を示し、感謝と祝福を送ること。

 

 

きっかけは、長年の布団生活では、まったく気にならなかったのに、

 

マットレス生活になって、初めて、就寝中の痒みを経験し、ダニと対峙する機会を得たこと。

 

海外の激安ゲストハウスの簡易ベッドでも、痒くて眠れない記憶はないので、けっこう衝撃的でした。

 

 

そこから、身近にある敵視されている極小の存在に注目した次第です。

 

例に挙げたものは、 文化も人種も国籍も問わず、全面的に やっつける・排除する攻撃を受けてきたモノたち。

 

 

物心ついてから最近まで、教わったとおりに駆除、殺虫・殺菌、忌避、排除してきたので、

 

条件反射で、咄嗟に殺していたり、真っ先に全滅する対処法を模索したりと、強烈な拒否反応が癖になっていました。

 

 

人間の常識では当たり前で、生き残るためだとしても、人類総出で嫌忌をエサに、攻防戦を繰り広げながらモンスター化させてきたのだから、

 

これを繰り返していたら、自ら放出したエネルギーの倍返しブーメラン効果によって、生き残るどころか、いずれ自滅してしまいます。

「出したものが返ってくる」ブーメラン効果を、ポジティブを狙って利用している方は大勢いらっしゃると思います。

 

 

そんな お互いが傷つくような先方への敬意がない行為は、私は完全に終わりにしたい。

 

全身で空気清浄器の働きをする呼吸法を取り入れ、受難の意宣りをして、徹底して、愛する姿勢を貫くと、

 

人も、ダニも、ウィルスも、宇宙の一部として対等であり、愛おしさから感謝するようになったので、全力集中期間は終了しました。

 

 

人間を苦しめる厄介モノに感謝するなんて、おかしいですか?

 

もちろん、誰にも賛同を求めないし、押し付けません。

 

「私は全てを愛して、全てに感謝する」と決めたから、それを実行しているまでです。

 

 

愛するとは、そのままを認め、受け容れること。

 

研究という名目で、散々、遺伝子を弄繰り回され、偏見を浴びせられ、変異させられてきたモノたちに、

 

母意から、各々が本来の健やかな生命体に戻り、互いの弥栄発展を祈ること。