新聞に目を通していたら、『U&I』という番組名が飛び込んできて、U + I = Ψ という方程式が浮かんできました。
まずは、それぞれの字体を見てみましょう。
U は穴のカタチをしていて、女性性を表します。
受け手であり、陰です。
I は棒のカタチをしていて、男性性を表します。
投げ手であり、陽です。
これは肉体の構造を見れば一目瞭然です。
英文で、ラフなメールでは「You(あなた)」を「U」と書きます。
U = あなた(穴た)= 女性性(受容の身体)
I = わたし(渡し)= 男性性(能動の意識)
人は、生まれながらにして、意識と身体は共に在るので、あなた と わたし は一対であり、
女性と男性は 陰陽の関係となり、この二つのカタチを重ね合わせると、Ψ(プサイ)になります。
Ψは、古代ギリシャ語の『魂』(Ψυχή)の頭文字。
Ψυχή(プシュケー)・・・古代ギリシャの言葉で、元々は息・呼吸を意味しており、転じて、生きること(いのち・生命)、魂を意味する。
物理では、量子力学の波動関数を表し、波動方程式を満足させる記号であり、精神医学では、超能力を表す記号として使われます。
あなた(U)と わたし(I)が和する = 陰と陽が和する = 身体と意識が和する = 波動方程式を満足させる生命(ψ)になる。
ですから、満足な波動の生命体になるには、まずは、一人の意識と身体の結びが必要です。
この方程式から、今に満ち足りる・幸せは、内なる和合によって生み成されるのであって、外から得るものではない。のが読み取れます。
私たちが成長過程で当たり前に意識する《結婚》も例外ではありません。
物理次元では、女性と男性が結婚する(和する)と、夫妻(フサイ)になるのも面白いですね。
肉体のカタチが 女性型であろうが 男性型であろうが、誰もが女性性と男性性を持ち合わせていますので、ジェンダー論を超えた真理です。