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ミミズとわたし ~大地の腸に学ぶ~

 

5年ほど前、ふとした瞬間(駅前で信号待ちしているとき)に「わたしの役割はミミズ」だと観じ、そこからずっと、ミミズの生命活動に意識を併せています。

 

当時ミミズに学んだ過去ログ『大地の腸』にも明記していますが、

 

ミミズの排泄物は、微生物が有機物に分解しやすい状態にして地中に提供しているように、わたしの吐く息(言葉)は、普段の生活に天意を観るヒントをネット上に提供させていただくことで、あなたの天意の理解を促しますようにと祈り、

 

ミミズの穴を掘る所作が、土を耕し、農作物がスクスク育ちやすくなるように、わたしの感謝と敬いの所作が、場を和ませ、集う人々がイキイキ育ちやすくなりますようにと意宣ります。

 

もちろん、同僚や実際にお会いする方々の天意を育むきっかけになれば嬉しいですが、表立って『天意』をお伝えしないので、ご自身のセンサーがエゴで分厚く覆われている場合、同じ空間を共有するだけでは気づきは起きません。

 

逆に、常に天意からの愛を意識しておられる方は、天意を語らずとも瞬時に気づきが起こり、感謝と敬いからの祝福の波動が共鳴して、よりパワフルに空間全体に広がっていきます。 

 

 

生物は皆、進化発展の最中にあります。なぜなら、万物の源である宇宙空間は常に進化発展しているから。

 

古のミミズは足が沢山ありましたが、進化の過程で削ぎ落され、ひも状のカラダになっています。

 

必要最低限のシンプルを極めて、これ以上変えようがないように見えても、こうあるべき思い込みを持たないミミズの細胞は、天地の結びのままに更新されて、今も尚マイナーチェンジされているはずです。

 

わたしたち人型生命体も、新陳代謝によって進化していくはずなのに、ガチガチの固定概念がカラダの進化を妨げているため、代謝が鈍って衰退していきます。

 

 

固定概念を昇華するには、天意からの愛の実践が必要です。

 

しかし、人類総出で何万回もエゴの上塗りの輪廻転生を繰り返しているため、天意からの愛を実践していても、まだまだ固定概念や感情反応が山ほど細胞記憶に刻まれていますから、閉経による更年期を迎え、見た目にも老いていくし、衰えを感じるハプニングの連続です。

 

エゴにとって忌み嫌う現象であっても、天意から観れば、全て感謝と敬いで祝うチャンス☆

 

感謝と敬いで祝いつつ、その時々のベストを尽くしていると、天意からの愛に磨きがかかり、バージョンアップされた素晴らしい巡りに気づくようになり、自分自身との信頼が育まれ、心底の奥にある骨の髄から感謝が湧いてきます。

 

内面に意識を添わせているからこそ、気づきが繊細になり、肌理細やかな昇華が成されるのを知っていると、素直に老いを祝い、衰えを祝い、嫌って闇に葬ってきたモノコトを一粒残さず祝えるのです。