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透明であれ

 

写真家活動での一番の教えは、【個人の都合(思惑・理想)を持ち込まない】でした。

 

最初は無心でやっていても、大勢に注目されて、展示や取材を受ける機会が増えていくうちに、誰かに要求されたわけではないのに、技術や画質の向上が必要だと思うようになりました。

 

 

そうすると何が起きたと思います?

 

心の中で見栄えのする笑顔を求めたり、表面的な美しさを追うようになると、カメラが壊れるんです。

 

 

すると、気付くのです。

 

「私は単純に鏡であればいい。自分は透明であることが大切なのだ」と。

 

 

終始カメラの購入意志は全くなかったため、カメラの故障=活動終了と思っていたのですが、「まだ終わりじゃない」と言わんばかりに次のカメラが与えられ、結果、一眼レフカメラ4台とイベント用のチェキ1台を授かりました。

 

 

全てにおいて天地人のサポートを頂きながら、喜びだけでやらせていただきました。

 

でも、再開しようとは思いません。

 

なぜなら、地球のエネルギーも人のエネルギーも新時代に移行しているため、過去をなぞらえる行為は、時代錯誤でしかないからです。

 

これからも、「ただ透明であれ」を貫く姿勢と いのちへの信頼とともに、天意からの愛で実践してまいります。