長らく、社会的な大人になることを強いられて、意識が大人になることを忘れてしまいました。
自我(人間意識)が構築した 恐怖に基づいた社会性が、どれだけ歪んでいるかは、ご自身の体験で熟知しているでしょうし、
社会的な大人が好き勝手やり続けたことで、地球環境や経済のバランスが崩れていたのは、ずいぶん前から、多くの人が認識していました。
どうにかして良い方向に変えていこうとする動きがあっても、発想の土台が同じ質なので、二進も三進も行きませんでした。
しかし、世界全体が揺れている今、そのエゴの肥大化した古い社会性が崩壊しています。
乳歯が生え変わる物理構造に見られるように、既に出来上がっている新しいものに押し上げられて、古いものが壊れていくのだから、
今まさに、新しい社会性が活発に動いているのです。
新しい社会性とは、全体調和の愛・天意に基づいた社会性です。
これまで、どんな理想を掲げても、人間意識では創造できなかった次元の社会性ですが、
新しい次元の神意識(愛の意識)で創造していく社会性は、全員が愛と調和になっていることが基本です。
それには、一人一人が 神意識になっている 必要があります。
自我を明け渡し、天地の全面的な協力を授かるために、天地と同調するエネルギー(波動)ワークは必須です。
真の大人・神意識・愛の意識になると決意したら、その意志から日常の発言・行動します。
それを徹底していると、愛からの言動が身について、自然な振る舞いになっていきます。
そうすると、自我の囁きや、感情と連動した肉体の疼きに、無意識に呑まれることはなくなります。
昨今の世界情勢から、人間意識で構築した 恐怖に基づいた社会性は、永遠無限・未来永劫の天意には沿っていないことが明らかになりました。
そして、大規模な経済活動の自粛によって、大気のクリーン化が進み、生命力が活性化しているのが、植物を通して観察できます。
街路樹の草木は、不安定な天気の恩恵を受けて、色艶といい、香りといい、日毎に生命力の輝きを増しています。
そんな逞しく、常若の美しい草木を見ていると、私達の魂が「全て栄えあれ!」という初発の原点を思い出します。
ここでは、意識の進化変容を、霊的成長の観点から発信しています。
人間意識から神意識になるのは、子ども意識から大人意識になる、人型生命体の普通の成長過程だと、お伝えできれば幸いです。