緊急事態宣言発令以降、大型店舗、コンビニ、個人商店など、あらゆる建物の出入り口(扉)が 開放されている場面を 多く見かけます。
ふと、ゲームをしている手元のスマホ画面を見て、あらビックリ。
モンスターが進化するだけでなく、開放の機能が搭載されています。
どこも かしこも開放モードになっていて、
これだけ場の開放の動きが盛んなのに、人の発想が閉塞しているって、ヘンじゃないですか?
日常を観察していて、相対的にみても、
人間意識を開放するための現象を 起こしてくれている
と考えるのが自然です。
「人をゲームや建物と一緒にするな!」と言いたくなるかもしれませんが、
『物質は、光子でできている』物理の基本に立ち返ると、
人の肉体も 光の場ですから、場の開放が、人型生命体に適用されてもおかしくありません。
人には霊性があります。
今こそ、肥大化した人間意識の奥にある霊性(感謝と祝福の働き)に気づく時です。
「今起きている現象は、全部、開放するために用意されたもの」
このフレーズが、社会的な現象だけでなく 個人的な現象も、
お金、健康、人間関係などの分野を問わず、「なぜ、こんな事が起きるの?」という問いの答えとなり、一気に腑に落ちました。
そうなんです。
必要なくなったゴミを一掃するべく、垢を きれいサッパリ洗い流すべく、
自我の成す術がなくなるほどに追い詰められる状態は、上が用意してくれたものなのです。
それもこれも、子どもから大人になる霊的な成長のため。
子どものままでは、全体のために活かしていく発想にはならないし、発想がなければ、行動に移せません。
「そういうことだったんだ」と理解できると、俗にいう『苦しい状況』にあっても、感謝があふれてきます。
現象は中立なのに、どうして、苦しくなるのでしょう?
それは、偏見によって、根底にある『恐怖』が炙り出されるから。
恐怖が出てきたら、元の姿である愛に戻すチャンスです。
神魂と同化して(光の柱を立てて、光の呼吸を広げながら)、恐怖を祝福する。
カラダの反応は、落ち着くまで・静かになるまで待つ。
この「静かになる」が、ゼロ・ポイントに吸収されていく体感です。
そして、受け身だけで終わらせないことも大事。
吸収して、放出する。
その両方が揃って、循環が生まれます。
『恐怖を吸って、愛を放つ』と、人のカラダは正常(清浄)な循環器の働きに戻るのです。