純粋な神魂であった私たちは、分離・制限を体験したくて、人類総出で輪廻転生を繰り返し、人間プログラムの体験を味わい尽くしてきました。
しかし、今となっては、人間エゴの好き勝手を、エゴによって封じ込むほどに、終末期の行き詰りが、地球上のそこかしこに現れています。
パンデミックにおける日本の政策は、アクセル(GO TOなんちゃら)とブレーキ(まん延防止措置)を同時に踏む どっちつかずだったのが、
次期総裁選では、ロックダウンの検討を表明する者が有力視されており、一気に力で捻じ伏せる方向に傾くのでしょうか。
これはこれで、『信じる我が道』のゴリ押しが生む人間プログラムの限界を知らしめつつ、
現代の政治には、全体をまとめる役割は与えられていないことを、しっかり体現してくださっています。
古の時代から、政界は選び抜かれた人間意識の代表者の集まりですから、政府の仕事に限界があるのは当然かもしれません。
その働きに心底 感謝して、より一層の進化発展を祈って、新しい在り方にシフトした私たちに出来る仕事をやっていきましょう。
これまでは、個人の主張が生きる土台になっていたため、「自分が悟れれば(他の人は、どうでも)いい」と思っていたとしても、
人類総出で覚めていかないと、立ち行かなくなっている と、薄々でも気づいているのではないでしょうか。
人間プログラムから離れて、神魂と合一するのは、仮の姿を脱いで、本来の姿に戻ることなので、悟った・覚めたは「おかえりなさい」。
ステイホームが叫ばれて2年ほど経ちましたが、多くの者が未だ「ホーム(内)」にすら居ない状態です。
これは、「家から出ないで」という懇願ではなく、「内なる本来の立ち位置に戻って、そこに居てください」という天意のメッセージです。
10年ほど前に、先達が、小惑星探査機「はやぶさ」に例えて、説明してくださったのを思い出しました。
これまで沢山採取してきた人間の感情反応のサンプルを携えて、内なるホームに帰還する時だと。
はやぶさは、宇宙の秩序・軌道に則って動いています。
そして、目的地の小惑星にランデブーするには、徹底して対象の動きに合わせていくことが求められます。
ふと、「はやぶさ本体に、AI(人工知能)を組み込んだら、宇宙空間で どのような動きをするのか?」と思ったけれど、
そんなことしたら、打ち上げても 宇宙の秩序に乗れず、路頭に迷うのが目に見えて、その場の独り言で終わりました。
その はやぶさも、過去の偉業に胡坐をかくことなく、ちゃんと進化発展しています。
現在は、拡張ミッションの「はやぶさ2」が宇宙で活動中ですが、これは人型生命体の限界突破と重なりますし、
はやぶさの働きが、私たちの生き様と重ね合わせて観測できることからも、宇宙科学の分野を超えて、全体に貢献しています。
これは、JAXA開発チームにとって、思いも寄らない発想でしょうし、そんなこと言われても「は?」としか言えないかもしれません。
人間意識では認知できなくても、全体ひとつのまとまりとして、着々と限界突破が遂行されているのが「はやぶさ」から読み取れます。