全方位への敬意と感謝とは、あらゆる全てへの敬意と感謝であり、全現象への深い敬意と感謝は、天意が生きる基本です。
私たちは、社会や個人の不都合を避けるように教育されてきましたし、恐怖や不安から逃げるために、策を練り、行動してきました。
これも素晴らしい体験です。
でも、「もう充分に堪能したから、次のステージへ進む」と決めると、それまでとは異なる新しい道(未知)が観えてきます。
カルマの古傷を後生大事に抱えて、人間意識を全うするのも自由なら、本来の神意識に還り、本質で生きるのも自由です。
どちらが良いも悪いもないし、優劣もありません。
神と同質だと認め、弥栄を体現すると決めたなら、『ハレ』を祝うだけでなく、『ケ』もハレと同様に祝います。
※「ハレ」は、お祭りや年中行事など、特別な日・非日常を、「ケ」は、普段の生活・日常を示す。民俗学者の柳田國男氏が日本人の伝統的な世界観を定義した言葉。
更には、人間が忌み嫌ってきた不都合なモノコトに対して、その存在を祝い、深い敬意と感謝を送ります。
人間エゴは、「そんなことしたくない」し、「都合の悪いモノコトは排除したい」です。
その思考(脳内テロップ)を採用するのも自由なら、その脳内テロップに、深い敬意と感謝を送るのも自由です。
いずれにしても、「今、自分は、どんな意識状態にあるのか?」を認識していましょう。