先達ブログで、2020年に発足した新しい国造りを推進する政党の存在を知りました。
海外の児童養護施設で出逢った方が「自らが世界を変えよう」と政治業界に参入し、そのお手伝いをしていた時期もありましたが、私には場違いに感じて、少し離れて眺めていたので、未知の業界ではなく、政治に興味はないけれど、参考程度に政党チャンネルを拝聴していたら、代表演説の中で、私の経験とシンクロするエピソードがあり、全体貢献の真に還るきっかけを頂きました。
シンクロしたのは、日本が侵略したとされる土地の人々との関わりから、教科書で学んだ知識との違和感を覚え、「学校では嘘の歴史を教わっている」と気づいたこと。
政党の事務局長は、日本の統治下にあった台湾の御老人との関わりでしたが、私は笑顔の写真家誕生の発端となったタイ王国でのエピソード。
私が年に数回のペースで通っていたカンチャナブリは、映画『戦場に架ける橋』の舞台であり、日本軍の痕跡が色濃く残っている土地です。
現地の知人を通じて、日本軍の捕虜だった御老人とお目にかかる機会があり、言葉でのコミュニケーションは出来なくても、私に向けた柔和な眼差しと親しみの対応から、日本の軍人は、目の前の人を敬い、尊重し、捕虜とされた人達と対等に向き合っていたのだと、全身感覚で理解できました。
先人が創り上げた現地の人々との信頼のおかげさまで、見ず知らずの次世代の私が恩恵を授かった。
これこそが、未来永劫に栄えていく全体貢献の真髄だと。
国境なく、多彩な土地柄に飛ばされて、沢山の方々の愛と親しみを全身全霊で受け取ってきた者として、世界に還元できることって何だろう?と考えた時に、スマイルワールドと銘打って、写真展や現地での体験をブログやトークライブで発信させて頂きました。
いつまでも途上国扱いするのは失礼ですし、その必要もなくなったので、時代の変遷とともにカタチを変えながら、現在も継続中です。
当時は、笑顔を映し出す鏡としてのカメラが相棒でしたが、今は、天地を結ぶ光の柱としての自覚を持ち、天意からの愛による弥栄発展を体現しているので、モノを介するまでもなく、生き様そのものを観て頂ければと思います。
見えようが 見えまいが、総てを敬い、尊重し、愛して祝う光として生きていると、自ずと微笑み、互いに和合し、自他共栄となりますが、まさか政治が、初心に還るきっかけになるとは思いませんでした。
人間意識のラスボスのような政治業界に、真に還る動きが現れたことにエゴ社会の終焉を観じ、人型生命体の真化は、地味に地道に成されている感動を味わいました。
その後、業務中に「ここに骨を埋める覚悟はあるか?」というセリフが降ってきて、未だ残る「雇われている」偏見と甘さが露呈しました。
現在、複数の職場にお世話になっており、精一杯やっているものの、「目の前の仕事に集中し、真剣に従事しているか?」と自問すると、「はい」と即答できなかったのです。
『ここ』とは、職場や組織のカタチではなく、『今この瞬間』のことですから、100%今に在る覚悟を問われたのに 即答できなかったのは、1%でもカタチへのこだわりがあったから。
波動が高次になっていくと、微量の濁りも見落とさないし、誤魔化しはききません。
なんて、ありがたいことでしょう。
もはや、良かれや美徳は邪魔なだけ。
今在る目の前のモノコトに集中し、真剣に従事できないなら、何をやっても、全体貢献なんて出来っこありません。