· 

全体仕事

 

月一瞑想会にて、次々と内容が更新されていくのを、ありがたく受け取りながら、参加されている方々の地道な実践によって、先達を通して「新しい情報」が開示されている エネルギーの交流・循環を観じました。

 

こんなにテンポよくアップデートされるのは、明らかに天地のサポートのおかげさまですし、発信は一人でも、「これは一人の仕事ではなく、私たち全員の仕事である」のが、明確に理解できたのです。

 

 

演劇やコンサートでは、劇場空間において、演者と観客が一体となって、初めて作品として成立します。

(もちろん、演者には、裏方を始めとする制作に携わる多くの者が含まれているのをお忘れなく。)

 

同じ演目でも、日によって、会場の空気が違うので、毎回、新鮮で、同じ舞台は存在しません。

 

定点観測していると、演者の上達の裏には、観客の存在が必要不可欠であり、相互のエネルギー循環が作品を育んでいるのがわかります。

(美大中退後、演劇集団に身を置いていたので、これも現場で学んだ知恵です。)

 

 

初めのうちは、緊張して、何も感じられなくても、少しずつ互いのエネルギーを感じていくと、演じる側にも、観ている側にも、より深い味わいが増して、同じ作品でも、それまで気づかなかった発見が生まれます。

 

すると、『それそのものがギフト』だと体感で理解します。

 

 

霊的成長においても、発信者・受信者のエネルギー循環が、場を創り、互いを育んでいるのがわかってきて、それは自ずと周囲に波及していくのは、実際の生活の中で、多かれ少なかれ誰もが体感していることで、「共に栄えるって、こういうことか!」という理解が起きて、既にギフトを受け取っているのを実感していると、見返りを求めなくなります。

 

表に立つ機会が多かろうが、裏に立つ機会が多かろうが、どちらも全体仕事だから、その実、表に居ても、裏の仕事もやってるし、裏に居ても、表の仕事もやっているのが わかってくると、優劣はつけられません。

 

 

そして、全体として《今が最高にベストな状態にある》ことが腑に落ちると、周囲の存在に感謝があふれてきて、他者の幸せを祝うのが普通になっていきますし、『人は最初から神性が備わっている』を実感します。

 

今一度、自分は今置かれている場所で、どのような意志実践(体現)しているのか、見直すきっかけになれば幸いです。