出産、子育て漫画の次にやってきたのは、不倫エピソード漫画週間。
どんな不倫であれ面白くないのに、不倫という行為に対して、何か思うところがあるわけでもなく、淡々と流し読みしていました。
それが、現在 読んでいる本が後押しとなって、
「今この瞬間を最愛最高の伴侶として生きるなら、過去に浸ったり、未来を心配するのは浮気と同じ」
というフレーズが浮かび、
「不倫漫画を提示してきたのは、それを教えたかったのか!」と、合点がいった次第です。
今この瞬間と一つになる永遠の愛を誓っているなら、無意識に過去や未来に気が逸れるのは浮気です。
彼氏・彼女の浮気ではなく、既魂者だから、不倫。なるほど。
この気づきは衝撃的でした。
もちろん、それを責める必要もなく、「そうだった。それも素晴らしい経験だった」と認めると、心も身体も緩みます。
「浮気は悪いこと」は偏見です。
浮気していると気づいたら、スッと離れて、伴侶の元に戻ればいいのです。
これが、意識の切り替えです。
もし、過去の記憶がちらつくのであれば、意識的に「その時空間を浄化する」方に使えばいいのです。
私たちは、どんなモノコトであれ、どんな思考や感情であれ、とことん愛する意識です。
全部を よろこぶ意識です。
それを徹底していくと、過去や未来のイメージ像に対しても、そこに感謝と祝福を送る側でいられます。
最低最悪としてきた記憶だったり、自分の都合に操作したがる自我を、愛に溶かそうとするのではなく、
内なる神々と共に、とことん感謝していくと、中身が薄くなって、アウトラインだけになります。
そこに、「永遠無限(十和)に栄えていこう」と、どこまでも広がり続ける意識で祝福を送ります。
そうすると、「自分が愛に溶かしている」のではなく、「自動的に愛に溶けていく」のがわかります。
期待している自分、貪欲な自分、他者に依存して、役立たずで、自堕落な自分など、
これまでの言動の全てを認めて、「それも素晴らしい経験だった」と祝って、とことん愛するのです。
もちろん、他者にみる自我に対しても同じです。
私は自我の統合を「手放す」イメージでやると、「あっちいって」と追いやる感じになってしまうので、
「いっそ、積極的に迎え入れよう!」と、卑怯で未熟な自分の言動にこそ、感謝して祝う(光を照らす)ようになりました。
どんなに感謝しているつもりでも、身体に緊張が残っているなら、まだ完全ではありません。
頭より身体の方が素直で正直です。
そこに他者は介入できないので、地道に実直に己の内側と向き合っていきましょう。
人類史上長きにわたって必死に頑張ってきた自我の働きに気づくと、よろこんで感謝と祝福で迎え入れます。
私は極端に「姑息な言動」を嫌がっていたので、それを自分がやってみて、味わえたことに心底感謝しました。
抑圧されていた自我が解放されると、自然と身体が緩み、伸びやかになり、喜びが身体の奥から溢れてきます。
(自分が喜ぶわけではない)
「自我は、ただ認めて欲しかっただけなんだ」という理解が起きます。
今ここに生かされている感謝を全身で深く感じて、内なる神々の働きに感謝と祝福を送っていくと、
『今この瞬間』と結ばれる感覚が育まれます。
感謝と祝福に満ちた今この瞬間と一つになって、「どこまでも いつまでも弥栄であれ」と光の意志を広げていく。
自分の境遇も、社会情勢も、地球環境も「今も最高だし、もっと素晴らしくなっていこう」と、全員の繁栄を祈り続ける。
これが神魂である私達の仕事です。
ある日のこと。身体を洗い流している時に、
「この世には豊かさしかない!」
と、全身を貫通するほどの力強いメッセージを受け取って、「そうだ、その通り」と瞬時に納得しました。
進化発展と豊かさは、本来の命(意の知)であり神の働きなのだから、
相手にも同じ いのちの意志を観じながら、存在してくれて ありがとうを感じながら、全てのものたちと関わっていきましょう!