以前、アマリリスの生態から『見た目の枯れた状態は、老化でも劣化でもない』という発見がありました。
(アマリリスは、適切なお世話をしていると毎年花を咲かせてくれます)
そこから、「健全な枯れるサポートとは、どういうことか?」と問ううちに、見た目=表層の私(エゴ・自我)と気づき、「本来の自ら(=虚空・全母)に還るために、表層の私を枯らすサポートをするなら、理に適っている!」と納得した次第です。
我が物顔で主張してきたエゴを枯らすから、本来の光の意志(天意)が活きてくる。
そもそも、万物は光ですから、この世に存在している時点で、光の存在ですし、最初から素質は備わっています。
それを素直に認めて、意識的に天意を体現していくことが、分神としての成長であり、人型生命体の霊的自立です。
もう一つ、健全な生育のプロセスだから、「枯れた状態も喜んでいる」のは当たり前のこと。
もし、アマリリスが「枯れるのイヤだ」と駄々をこねて、枯れない方向に頑張ったら、健全なエネルギーの巡りが歪み、再生が不可能になると、素人の私でも容易に想像できます。
表層の葉や花の移ろいに一喜一憂しているのは人間だけ。
生命を支える球根は、いつだって、表層がどんな状態だって、歓びで今を生きているのが、日々の観察から伝わってきます。
アマリリスが特別ではなく、人型生命体だって同じこと。
生命を支える本来の自ら(=虚空)は、いつだって、表層の私がどんな状態だって、歓びで今を生きています。
人類総出で蓄積してきたカルマの傷を癒し、汚れを浄化するための機会として、様々な困難のように思える現象を起こしているため、逃げたり、見て見ぬフリをせず、感謝と祝福で、エゴを光に昇華していきましょう。